香港生活5年目ひとりごと

お役に立つ情報があるかもしれないし、ないかもしれない。

社交界デビューの練習と反抗期

先に言っておくと、うちは普通の家庭でして

子どもが社交界にデビューする可能性なんて、万に一つもございません。

なのに"Cotillion class"なるものに、13歳の息子を送り込みました。

Cotillion class とは、中学生くらいの子ども達が

フォーマルパーティーや、ソーシャルな集まりでの、テーブルマナー、エチケット、初めて知り合う人との自己紹介などの話し方、ダンスなどを習うクラス。

毎回、ディナーを食べてダンスという流れで、男の子はスーツにネクタイ、女の子はひざ下ドレスと手袋を着用。

 

 

どうして、こんなものに参加させたのかというと

息子はシャイで初対面の大人と話をするのが苦手。

周りを見ると、ちゃんと教育を受けた外国人って初対面の相手でも

場を盛り上げてスマートに会話をしている。

 

大人になったときに、こういう風にできたら本人も楽しいだろうなと。

あとパーティーでの「正しいふるまい、エチケット」を知っていれば、

そういう場へ行っても堂々とできるよね と、これは自分の経験から感じていることで。

 

1年間のコースのはずが、コロナ規制などでクラス数はだいぶ減ってしまったけど

参加させてみた感想をいきなり申し上げると

 

「何も変わらん。。。。」

 

家では、ヒジついてご飯食べてるし、

知らない大人の中では、会話をしようとせず携帯みてるだけ。

(私はこれが本当に残念なんだけど)

 

本人曰く、

「そこで習ったマナーは、家でやるようなものではない」

とのたまう。

じゃぁどこでやるんじゃい と心の底から叫んで、というか声も出てましたけど

思春期まっ只中の少年には、馬耳東風。聞いちゃいません。

 

結局のところ、同じ学校の子が多かったので、

みんなで集まってフルコース料理食べて

夜遅くまで遊べて楽しかった くらいの印象なようです。

あぁ無念

 

女の子は、すてきなドレスに白手袋という「お姫様ファッション」に

身をくるんだ自分を、学校の男子に見せられるという絶好のチャンス。

女子の応募はすぐに埋まってしまうというのも納得ですね。

でも、毎月違うドレスを着ていくなんて嫌!となりますから、親の出費は大変なもの。

それにひきかえ、男子はフォーマルスーツ1着でOKなので、ラクなもの。

まぁ、うちの子が気にしないだけで、同じスーツを嫌がる男子もいるのかもしれませんが。

 

ということで、あのクラスはなんだったんだろうねぇ と、我が家では

幻のようになってきつつあります。

でもね、絶賛反抗期中で、親の箸の上げ下げにうるさいのよ、最近の息子。

外食に出かけると、私たちの振る舞いには、厳しくつっこんでくる。

変な知識だけ、クラスでついたのねぇ。

しかも、下手な英語で話されるのも嫌みたい。

反抗期、来てるねー! 

大人を批判的に見るとか、典型的な反抗期で

ある意味まっとうに成長してるじゃん と嬉しくも、腹立たしくもあります。

中2あたりから反抗期って教科書通り!

 

わたしは、息子に嫌われないクールママでいたいのだけど😂

なんせ厳しいからね、息子。

自分の思春期も、親のいろんなことが見えてきて嫌になったことあったなぁ

って、自分のことも振り返り、なんだか甘酸っぱい気持ちになってます。

 

 

 

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